終活アドバイザー資格は、独学では取得ができません。
ユーキャンの資格取得講座を受講する必要があります。
終活アドバイザー講座はユーキャンの通信講座で受講できます。
(参照)終活アドバイザー協会 終活アドバイザー講座のご案内
では、終活に関する知識を費用をかけずに習得する方法はないのでしょうか?
当記事では、終活資格に対する費用と内容についてご紹介します。
終活アドバイザー資格が独学できない3つの理由
終活アドバイザー資格は、独学では取得ができません。
ここでは3つの理由を解説します。
①ユーキャンの資格講座を必ず受講する必要がある
終活アドバイザー資格は、「終活アドバイザー協会」が資格認定として運営をしています。
終活アドバイザー協会では、ユーキャンに教育および検定試験の実施を委託しており、ユーキャンの資格講座の受講は、終活アドバイザー資格を取得するための必須条件となっています。
そのため、終活アドバイザー資格は独学では取得できません。
参考:終活アドバイザー協会公式
②独学用のテキストや教材は販売していない
終活アドバイザー資格は、独学用のテキストや教材は販売していません。
ユーキャンで資格講座を申込み、申し込み完了後に届くユーキャンのテキストや教材を使って学習します。
③独学で習得できる終活関係資格もある
終活アドバイザー以外の終活関連の資格には、独学で習得できる資格もあります。
「終活ガイド3級」「終活カウンセラー2級」はオンラインで学習後にウェブサイト上で受験し、資格取得が1日で可能です。
また、終活ガイド2級、終活カウンセラー2級は会場で直接講義を受ける事もできます。
独学できない「終活アドバイザー資格」とは?
終活アドバイザー資格は、独学では取得できないため、講座の受講が必要です。
ここでは講座に関する取得にかかる費用、教材の内容、合格までの日程について解説します。
取得にかかる費用と支払い方法
終活アドバイザー資格は、独学では取得できないため費用がかかります。
ただ、一括払いにすると分割払いより総額は安いです。
◯一括払いの場合…
35,000円
※「払込用紙で振込」または「クレジットカード払い」
◯分割払いの場合…
2,980円×12回=総計:35,760円
※「払込用紙で振込」のみ
試験合格後、希望者は終活アドバイザー協会に会員登録ができます(入会金4,000円、年会費6,000円)
なお、検定資格を合格すれば「終活アドバイザー」と名乗って活動は可能です。協会への登録は任意となっています。
終活アドバイザー講座の教材の内容
終活アドバイザー講座の教材は以下になります。
・3冊のメインテキスト
・エンディングノート
・要点チェック問題集
・添削課題
メインテキストはわかりやすく丁寧な解説つきです。
もし、学習中にわからないことがあれば、メールや郵便で講師に質問をする事ができます
問題集で復習、添削課題で実力を確認、エンディングノートで実践力を取得など、独学にはない学習カリキュラムで合格を目指します。
終活が求められる背景といった基本や、「まず何をすべきか」を明確にするところから学びます。何も事前知識がなくても安心です。
(参照)ユーキャン公式「終活アドバイザー資格」
終活アドバイザー講座の合格までの日程
1日30分〜1時間学習した場合、4ヵ月で合格を目指すことがきます。
3回の添削課題を提出後、終活アドバイザー検定試験を自宅で受験します。試験はマークシート方式で、全体の60%以上の得点で合格です。
ユーキャンの通信講座ですべての添削課題を提出し、修了課題(検定試験)で60%以上の得点で合格
(参照)ユーキャン「終活アドバイザー資格・試験ガイド」
もし不合格の場合でも、受講開始から8ヵ月以内であれば何回でも受験は可能、添削指導や質問などのサポートを利用できます。
独学の場合では得られないたくさんのメリットがあります。
独学できない「終活アドバイザー資格」におすすめの人
終活アドバイザー講座で学んだ幅広い知識は、仕事や日常の様々な場面で生かすことができます。
医療・介護業界に従事している方
独学できない終活アドバイザー講座では、高齢者を支える社会保障制度、介護保険、高齢者住宅・施設など、医療・介護業界の仕事で役立つ知識を学ぶことができます。
エンディングノート作成を通じて、利用者のQOL向上に効果を発揮!
患者・利用者からの専門外の相談や、高齢者からのライフプランに関する相談などにも、適切な対応ができるようになります。
(参照)ユーキャン終活アドバイザー資格
高齢者の方が医療・介護の事で助けを必要とするとき、正しい知識があれば、自信をもって適切なアドバイスができます。
金融・保険業界で働いている方
独学できない終活アドバイザー講座で学んだ知識は、金融・保険業界でも役立ちます。
セミナーや講習会などで、終活に関する知識を合わせれば、セミナーの内容の幅が広がり、より顧客の満足度がアップし、集客につなげることができます。
葬儀業界で働いている方
独学できない終活アドバイザー講座では、葬儀に必要な知識はもちろん、終活に必要な幅広い知識を学べます。
葬儀のアドバイスだけでなく、終活全般のアドバイスができ、顧客のニーズに幅広く対応することができます。
学んだ知識を生かして、エンディングノートの書き方などの終活セミナーを開催すれば、集客につなげることができます。
ご家族のための終活を学びたい方
独学できない終活アドバイザー講座では、エンディングノートの作成をします。
エンティングノートに自身が望む介護の希望、延命措置のこと、希望する葬儀、お墓などを明記しておけば、家族の負担を減らすことができます。
また、終活で学んだ知識は、終活で悩んでいる家族に適格にアドバイスをすることに役立ちます。
関連:ユーキャン終活アドバイザーの口コミは?
独学で取得できる終活アドバイザー以外の終活資格
終活に関する資格には、独学で取得できる終活アドバイザー以外の資格もあります。
終活ガイド初級(3級)
終活ガイド初級(3級)は、一般社団法人終活協議会のウェブサイト上で受験し、独学で取得できます。
また、費用は無料です。ウェブサイト上のテキストで「終活とはなにか」という基礎を学びます。
学習後、そのままウェブサイト上で受験します。問題10問中6問正解で合格です。受講したその日に資格を取得でき、終活アドバイザーと比べると短期間で取得可能です。
終活ガイド2級
終活ガイド2級は、有料の講義の受講が必要です(受験料込みで5,000円)。
講義は会場で受講、またはネット環境があればzoomや24時間のオンライン配信で受講ができ、独学で学べます。
場所や時間が合わない方は、WEBでお好きな時間に受講いただけます。
(参照)一般社団法人終活協議会 終活ガイド2級
試験はウェブサイト上で受験します。問題10問中6問正解で合格です。
受講したその日に資格を取得できます。「終活に関する基礎知識」を習得し、終活アドバイザーと同様、人に終活のアドバイスをすることができます。
終活カウンセラー2級
終活カウンセラー2級は有料の講義の受講が必要です(費用は受験料込みで15,000円)
参考:終活カウンセラー協会公式
講義は会場で受講、またはネット環境があればzoomやYouTube動画にて受講が可能になっており、独学で学べます。試験は会場またはウェブサイト上で受験します。
終活アドバイザー講座でも学ぶ「終活に関する知識」や「エンディングノートを書くための知識」を身につけることできます。
独学できない終活アドバイザーと終活カウンセラーの違いは?
独学できない終活アドバイザーと終活カウンセラー、それぞれの違いについて解説します。
勉強する内容が違う
終活カウンセラーでは「相続・遺言・保険・葬儀・墓・介護・健康」について独学で勉強しますが、終活アドバイザーではさらに幅広い内容について勉強します。
終活カウンセラーで学ぶ「健康」以外の「相続・遺言・保険・葬儀・墓・介護」のほかに「社会保障制度(保険・年金・医療)・不動産・金融資産・財産管理・高齢者住宅や施設・死後の手続き」についても学びます。
認定機関が違う
終活資格はそれぞれ認定機関が異なります。
終活アドバイザーの認定機関は「NPO法人ら・し・さ」が運営する「終活アドバイザー協会」です。
資格講座で使うテキストは「NPO法人ら・し・さ」が執筆・監修しています。
終活カウンセラーは「一般社団法人 終活カウンセラー協会」が認定機関となっており、独学で学べるオンラインセミナーなどを開催しています。
勉強方法も違う
終活アドバイザーは3冊のメインテキスト、・エンディングノート、要点チェック問題集
・添削課題を使って、ユーキャンの学習カリキュラムに沿って学びます。
終活カウンセラーでは講義を視聴して独学で学びます。会場またはネット環境があれば自宅でzoomやYouTube動画にて受講も可能です。
まとめ|終活アドバイザー資格は独学できない
終活アドバイザー資格は独学では取得できず、費用もかかります。
しかし、終活アドバイザー講座で学んだ知識は、これからの高齢社会にかならず役立ちます。
自身や家族のため、また、仕事にも活用でき幅広い場面で生かすことができます。
ぜひ終活アドバイザー資格を取得して、今後の人生をより豊かに過ごしていきましょう。